競泳とは大会ごとに決められた距離を、定められた泳ぎ方(自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライ・個人メドレー)で速さを競う競技である。個人とは別に団体戦もあり、これは4人全員が自由形で泳ぐフリーリレーと、4人が背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ・自由形の順番で泳ぐメドレーリレーがある。
スポーツとして行われるようになったのが19世紀からで当初は平泳ぎと横泳ぎが主流だった。その後、多くの改良がされて、イギリスのトラジオン氏が腕を水面上に交互に抜きあげて泳ぐ「トラジオン泳法」を考案した。さらにトラジオン泳法にバタ足が加えられ、現在のクロールの形になった。
オリンピック種目としても1896年の第1回アテネ大会から採用されていて、1908年のロンドン大会がきっかけとなって国際水泳連盟が誕生した
現在でも生涯スポーツとして子供からお年寄りまで老若男女問わずに、体力作りができる事からも愛好者は多い。
各種目ともスター後とターン後の15m以外は潜水してはならない。また競技中コースロープを握ったり引っ張ったり、コースロープを越えてならない。
■自由形
基本的に泳法は自由だが、途中で泳法を変える事は出来ない。
■平泳ぎ
身体は常にうつ伏せの状態で泳がなければならない。両手・両足の動きは左右対称で同じ高さで泳がなければならない。両足のけりは、後方の外側に向かわなければならず、あおり足・ドルフィンキックは禁止されている。またターン時とゴール時には両手同時に行わなければならない。
■背泳ぎ
他の泳法とは違い、スタートは水面からでターンの時を除いて常に仰向けの姿勢でなければならない。
もし仰向けの姿勢でなくなった場合、ターンとは関係のないキックや腕の動きをしてはならない。
■バタフライ
両腕は水面の上を同時に前方へ運び、左右対称に後方に行かなければならない。両足の動きは同時でなければならないが上下動は許されている。ターン時とゴール時は両手同時に行わなければならない。
【パラリンピック: 水泳】
選手の障害の種類や程度、運動機能によってグループ分けされ、グループごとに勝敗を決する。
障害の種類や程度に応じて一部規則を変更しているが、原則的には一般の競泳競技規則に準じて行われる。
視覚障害選手の場合、ゴールタッチやターンの際に怪我をする可能性があるため、アシスタントが合図棒(1m前後の棒先に、円柱状の発泡スチロールを固定したもの)を用いて、タッピング(泳者の頭をたたいて壁が近づいていることを知らせる)することが認められ、下肢に障害があり飛び込みスタートが困難な選手の場合には、水中スタートが認められている。
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