★マウンテンバイクダウンヒル 井手川 直樹選手。 2010 ジャパンシリーズ第2戦、見事優勝いたしました!
下記、所属するTeam EVIL / SUNSPI.comからの結果レポートです!
【日時】 2010年5月29日(土)
【場所】 長野県富士見パノラマ
【天候】 晴れときどき曇り 気温:スタート地点21度 / ゴール地点23度
【コース】全長1,800m スタート地点1,420m / ゴール地点1,050m
*コンディション:セミドライ
【結果】 予選:3位→2分38秒079 決勝:1位→2分34秒485
★第2戦について
今年も富士見パノラマでは5月の第2戦と7月の全日本選手権、そして9月の第3戦と3回の開催が予定されている。やはり今年も富士見パノラマを制する事でシリーズチャンピオンが近くなる事は間違いない事となる。
そんな中、事前に走りこむ選手も多くここをホームコースとする選手も多いため、毎年コンマ差という僅差の戦いが繰り広げられ、一瞬も気の抜けない大会となっている。今大会も大会専用に一部コースが新設され新設区間のコース攻略も重要視されるが、何よりも変わりやすいコンディションが選手達を悩ませた。
夜露でコースはウエットに変わる。しかし昼間は晴れているため今度はコースが乾き始めドライになっていく中で、とても転倒リスクの高い難しいコンディションとなっていた。そのような変わりやすいコース状況を読んでどこまで攻めの走りができるのか?
今回の勝敗はその部分が大きく関わると予想された。
★予選
12時20分から始まったエリートの予選では、今回も国際ポイントを持つ井手川からのスタートとなった。朝の練習が10時に終わっている為、その間の2時間でどこまでコースが乾いているのかがポイントとなった。
先ず井手川はスタート地点に上がるまでのリフトの上からコース状況を確認し、朝の練習の時とあまり変わらず少しウエットな部分がコース上にあると判断した。
それを頭に入れてスタートを切った。
コースを走る中で少し状況を見ながら走った井手川は、危なげない走りで大きなミスもなくゴールする事が出来たが、自分の目標としていたタイムまでは届かず最終結果は3位となってしまった。
しかしコース状況を判断しながらの走行でまだ予選と言う事もあり少し慎重になり過ぎていた。決勝ではまだまだタイムを縮められる事を確信していたので、決勝ではおもいっきり走ろうと決めた。
コースの映像をレース前日に撮影していました。
こちらのサイトでご覧いただけます。
photo by nakagawa
コース中盤の林の中。レース前日のタイムドセッションの時の写真。
★決勝
決勝時間が発表され14時40分から男子エリートが開始となった。
決勝は予選の順位からリバーススタートとなる為、井手川は27番目の15時07分のスタート。
予選終了から約3時間空いたが、その間には湿度も下がり風も出てきていた為コースが更にドライになっている事が予想された。
しかし15時から雨が降って来るとか、18時から雨が降って来ると言う情報が会場内で流れ、実際に天気予報も夕方から雨が降ると予報されていた。そんな情報のなかで選手達は雨用のタイヤを用意したりと、もしもの場合に備えて準備を行った。
決勝がスタートし先ずは予選6番手の門脇選手が2:35:649の好タイムをマークし予選のタイムを大きく更新した。
次に開幕戦を制した青木選手が2:35:189を出しタイムを更新したがタイム差はかなり少ない。今回は僅差が予想されたためこの辺のタイムが上位に来る事は間違いなかった。
ちょうどその頃スタートする井手川は、スタート地点で門脇選手のタイムを無線で聞いていた。そのタイムを確認した井手川はコースはかなりドライでタイムが大幅に伸びると感じた。
そしてスタートした井手川は全力で攻めながらライディングして行ったが、林の中の影になってしまう場所は思ったよりも滑りやすく、前半から中盤までで2ヶ所ミスを重ねてしまっていた。
今回のコースでは小さなミスが大きなタイムロスになる為、その後少し気持ちが焦ってしまったが、抑えて走るのではく更に攻めて走る事を決めて後半に備えた。
コースの後半はテクニカルセクションが多く林の中になるため滑りやすい路面になる、しかし速度を落とさず更にペダリングして行く事で速度を上げていった。

Aダッシュと言うコースの中で最もテクニカルなセクションに入るところ。
photo by downhillagogo
正直今回はクラッシュしても仕方がないと思うほどブレーキングのタイミングを遅らせたり、ペダリングしたりと攻めて走る事で危ない箇所が何度かあった。しかしバイクから離されないようにハンドルだけはおもいっきり握りしめ離さないと覚悟を決めて走っていた。
そのままゴールまで攻めきった井手川のタイムは2:34:485と、それまでの青木選手のタイムを更新したが、目標タイムの2:32秒台には届かず前半のミスもあったので納得の出来るタイムではなかった。
残すは2名となり続く今回初めて上位に来た井本選手がゴールを切ったが、途中でクラッシュしたらしくタイムは伸びなかった。
そして最終走者の安達選手がゴール前のゲレンデに出てきた頃、微妙なタイミングでタイムディスプレイが切り替わり会場は静まりかえっていた。
安達選手がゴールを着る頃にはタイムは2:33秒から34秒・35秒と変わり、その瞬間に井手川の優勝が決定し勝利の雄叫びをあげ、会場は歓声で盛り上がりをみせた。

決勝時のゴール前でのペダリング。写真テーマは「眼力」
photo by 信州ふぉとふぉと館
★井手川選手本人のコメント
今回は賭けと言うほどではなかったですが、久しぶりに攻めの走りが出来たと思います。
この走りで安定できるよう次までに練習して行き、次回はダントツなタイムで勝てるよう頑張りたいと思います。
先ずは今シーズン1勝する事が出来て良かったと感じています。ありがとうございました。
これからも向上心を持ってレースに挑みたいと思っておりますので、今後ともご声援のほど宜しくお願い致します。

優勝が決まり、息子マッハくんと喜びました。
以上、Team EVILからの開幕戦結果レポートでした。
ひき続き、応援よろしくお願いいたします!!!
★井手川直樹選手のご紹介 → ページ & ブログ 『今日のレース』
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