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井手川直樹選手:2009年MTB-DH参戦レポート

井手川直樹選手の大会報告です!


           
【結果】
大会名 ジャパンシリーズ第2戦
会場 長野県富士見パノラマ
天候
気温(スタート地/ゴール地) 16℃/18℃
コース 全長1800m
標高(スタート地/ゴール地) 1420m/1050m
コースコンディション ウエット
日時 2009/5/29~30日
【井手川 直樹】
予選 1位 タイム:2分49秒572
決勝 1位 タイム:2分52秒445

■レポート

今年はJシリーズ2回と全日本選手権の全3戦富士見パノラマで行われる事もあり、富士見パノラマを制したライダーがシリーズチャンピオンを獲得すると言っても過言ではない。

まず富士見大会初戦として各ライダーは気合いが入っており、大会前から念いりに走り込みをする姿が多く見られた。
そんななか井手川は大会1週間前に新しいバイクが手元に届き、2日間ほどバイクのチェックや乗り込みを行った。一般的にはシーズンオフに新しいバイクに乗り込みテストを重ねるが、今年井手川が乗るバイクは今年から始まった新しいメーカーと言う事もあり、手元に届くのが少し遅れてしまったのだ。
しかし2日間の走り込みの中で初日にこれまで乗っていたバイクのタイムをあっさり更新し、NEWバイクEVIL(イービル)のポテンシャルの高さを肌身で感じる結果となった。

今回は富士見パノラマの常設コースから大会用に1部変更され、大会前日から走行が可能となった。
しかしコースは毎日変わる天気の影響でウエットな部分とドライな部分があり、タイヤ選択や走行のライン取りなど試す課題が山積みとなり、とても難しいコンディションが予想された。
大会当日を含め予想通り天候が数時間ごとに変わり、予選が終了するまでは晴天に恵まれたが、決勝前にはまたも雨が降り更には決勝が始まる時には雨がやんでいた。これが何を意味するのかと言うと、雨が常に降っていればコース上の泥は雨で流されタイヤにも泥が付かないで良くグリップする、しかし雨がやんでしまうと途端にタイヤには泥が付き、コース上の表面が乾き始めコントロールの難しいコースへと変わって行く事となる。

やはり今回の勝負どころはコース状況をいかに瞬時に見極め、それにどう対応し攻めて行くか。
心・技・体の重要さが試される難しいレースとなった。

■予選

今大会は開始時間が少し遅めの12時20分から開始され、コースは午前中の晴天からドライの部分も所々見られが、それまで使用していたウエット用のタイヤからドライ用には変えず走る事にした。
スタートしすぐに午前中の練習とは違いコンディションが良くなっている事を確信し、イメージ通り攻めの走りで各セクションをクリアして行った。今回も難所と言われるAダッシュ区間は、シングルトラックと言う林の中を走る為コースが乾きにくくコンディションもあまり良くない。その中の大岩を乗り越える区間の手前で少しスリップしバランスを崩したがなんとか持ちこたえ、その後ゴールまでは問題なく走り切れた。
100%の力を出しぺダリングしたわけではないが、テクニカルなセクションではスムースに攻めて走れ良い感触を得る事ができた。
続くライダーにタイムを更新される事なく2位の選手に約2秒差を付け、久々に予選1位でを終えた。

■決勝

決勝前にやんだ雨はコース情況を予想しにくい状況となってしまっていた。
決勝はリバーススタートの為井手川は最終走者となるが、雨がやんでしまった状況では正直早くスタートした方が有利となる。 この状態でTOPライダー30人が走ればコースは掘り返されてしまい、その泥が乾き始めるとタイヤに付きやすくなる、そうすると必然的に滑りやすくなりコントロールが難しい。
その中でどこまで攻めて走れるかが大きく勝敗を分けると感じた。
そんな中予選13位だった若手の門脇選手が2分52秒895と、早い段階で暫定1位をキープ。
このタイムはスタート地点にいた井手川にも無線で届いており、正直門脇選手がそのタイムを出したのならばコースは走りやすく予選よりもタイムアップ出来ると感じていた。
しかしその後門脇選手のタイムを更新するどころか、残りのほとんどの選手が予選よりタイムを落としTOP3に入る事すら難しい状況となっていた。
残すライダーは開幕戦勝者の向原選手と井手川のみとなった。しかし向原選手も門脇選手のタイムを僅かに更新出来ず暫定2位となった。
井手川はスタート直後のコンディションで滑りやすい所と、まだ水が流れていて走りやすい場所があると感じた。
しかしコース前半でがむしゃらにぺダリングしてしまった時にペダルを何かにヒットさせてしまったため、それからペダルが片面だけうまくハマらずハマっても引き足ですぐに取れてしまう様になっていた。
それから前半では焦りからミスが目立っていたが、ペダルから足が離れないよう意識して走る事で自分の走りが出来るようになっていった。
コース中盤から後半に掛けては予選よりも良い走りが出来て、とても気持ち良くリズムが取れた。
後半のタイムアップにも助けられゴールラインを切った瞬間、多くの人のガッツポーズと声援で自分が勝ったのだと気が付き、今回の目標だったNEWバイクでのデビュー WINが達成された事に喜びを爆発させた。

■井手川選手コメント

今回1週間前にNEWバイクに乗り換え、正直乗る前までは凄く不安要素が多かったですが、初めてコースを走ってその不安要素が楽しみに変わっていきました。
それほどEVILは素晴らしいバイクだし、今回こんな悪条件のなか優勝と言う最高の成績を取れたのもバイクのおかげと言っても過言ではないです。
次のレースまでにさらに乗り込みを重ねどこまでレベルアップ出来るのか?それを考えただけでもワクワクして来ます。
これまで応援して下さっている皆さんお待たせしました!!これからのレースでさらに進化した井手川をお見せし、最高の成績で皆さんに恩返しできるよう頑張って行きますので、これからも応援宜しくお願い 致します。

■ 井手川直樹選手のご紹介ページ & ブログ  

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